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  • 2013.03.24 Sunday
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ラブレタ−?

  今日はバンク−バ−オリンピック女子フィギュアフリ−が行われる。現段階では結果はわかっていないのであしからず。日本人としてはもちろん真央ちゃんや安藤、鈴木にメダルをとってほしいと思うが、カナダのロシェット選手にも頑張ってほしい気がする。お母さんの死を乗り越えて戦っているロシェット選手には、思わず目頭が熱くなってしまう。
ところで彼女たちは、この舞台に出て来るまでに、いったい何回くらい転んだのだろうか?何百回?何千回?はたまた何万回?・・・きっと世界で一番転んだのが、彼女たちだと思う。
 さて、実は最近お客様から嬉しいラブレタ−をいただいた。その方は、高校時代から10年以上通ってくださった方で、結婚されて岐阜に引っ越すことになったそうな。その中で、「やはり私はマルサンが一番でした。また千葉へ戻って来た時には、ぜひともお願いしたいです。・・・・・☆地方にもマルサンが進出してほしいと願っております。」と書かれている。
  あっという間の10数年、そういえば成人式や卒業式もさせていただいた。もういらっしゃらないと思うととても寂しい。なんか金八先生が卒業生を送り出す心境のようだ。そして、この方の記憶の一部分にマルサンが存在することがとても嬉しい。いろいろな思いが交錯する中、当店とスタッフを愛してくれたこの方に、☆感謝☆です。
 我々の商売はお客様との関わりが深いんだなぁとつくづく思う。ご来店されれば、短い方でも小一時間はご一緒させていただく。その時間ってかけがえのない時間なんだね。後になってからわかることってけっこうある。「心で見なくちゃものごとはよく見えないってことさ。肝心なことは、目に見えないんだよ」。星の王子様のセリフである。なにはともあれ、拙者もまだまだ修行が足りんナ!
 さて、本題は終了したが、花粉が飛びはじめて、目が痛痒くてたまらない。たまにパンチをあびたような目になってしまうが、あしからず。涙目で滲んでしまうときもあるが、その分心の目を大きく開けていよう。
 
 

あっぱれ見事な失敗

 本題に入る前に、今週は水曜日に号外を出している。読んでいない方は、一つ前の号外から読んでもらえるとありがたい。国母選手、世界8位にはいりましたネ!ニッポン頑張れ!
 さて、冬季オリンピックが始まり盛り上がっている。男子スピ−ドスケートでは、銀銅2つのメダルをとった。女子モ−グルの上村愛子さんも4位と惜しかったね。会見でのナミダは印象的だった。しかし年齢を重ねながらも、毎回期待を背負い順位を一つずつ上げていったのは素晴らしい。そして順位は揮わなかったが、里谷多英選手。実はあの豪快な転び方に、とても感銘を受けた。
 里谷選手は長野で冬季日本女子初の金メダル、ソルトレイクで銅メダルをとった往年の大選手だ。過去に選手生命を脅かすような怪我をしたこともあった。六本木で酔っ払って、不名誉な報道をされ、処分を受けたこともあった。しかし里谷は今回も出てきた。ディフェンディングチャンピオンの里谷選手がどのような滑りをするのか注目していた。
 今やモ−グル界のエ−スの座は上村愛子。里谷選手が元金メダリストとはいえ、試合前の報道はなんといっても上村愛子である。国民の期待値は、現実そうであったと思う。アリスの代表曲「チャンピオン」のモ−グルバージョンだ。しかし、実は僕は里谷選手の隠れファンである。長野でのエア−は、今でも鮮烈に覚えている。
 壁のような斜面を滑ると、はたして時速何十キロくらい出るのだろう?エア−でジャンプしたとき、はたして地上から何メ−トルの高さになるのだろう?もしそこから落っこちてしまったら、足はどうなってしまうのだろう?そんな中で里谷選手はバックフリップの着地に失敗してこけたのだ。しかも勢いあまって豪快にこけたのだ。見ていて目頭に熱いものを感じた。恐怖に打ち勝たなくてはできない、金メダリストのプライドが邪魔していたらできない、魂のこけ方である。こけたことは言わば失敗、しかしそこに中途半端さはなく、思いっきり前に出ての失敗があった。ますます里谷のファンになった。
 我々には彼らのような超人的なことは、逆立ちしてもできないだろう。しかし、彼らは競技を通して「生き方」を教えてくれることがある。生きる世界は違うが、「生き方」には共通するものがたくさんある。彼らの素晴らしい競技に、胸の真ん中辺にある「生き方」を研ぎ澄ませていこうと思う。
最後にミ−ハ−ではあるが、女子フィギュアの真央ちゃん、ガンバレ−! 


号外 2.17(水)

  普段金曜日にブログを書いているが、それよりも前に伝えたいことがあって書くことにした。冬季オリンピックで国母選手がマスコミにたたかれている。国母選手は明日競技を行うが、その前に自分の意見を述べたかったのである。
 国母選手がたたかれているのは、バンク−バ−への渡航の際の身だしなみと、その後の会見での態度だ。たしかに日本を代表する選手があの身だしなみであの態度にはがっかりした。国母選手には大人として勉強してもらい、日本の代表として尊敬できる態度を期待している。しかしあのたたかれ様は、その範囲を越えているのではないかと思う。
 国母選手が必要以上にあそこまでたたかれている要素として、日本人の妬み根性も加わっているのではないかと思っている。日本人の多くは景気に苦しんでいて、どこかにそのストレスをぶつけたがっている。その呪われた感情がマスコミにあおられて、あそこまでの国母バッシングになっているのではないだろうか。マスコミや世間が言っている事は、確かに正しい。しかし、過大に操作され語られたことが、日本のためであるかどうか疑わしい。
 橋本聖子団長は、それでも国母を競技にだす。しかし、東海大学は在校している彼の応援を取りやめにした。賛否両論とは思うが、泥を被る覚悟の橋本さんに対し、泥を被る勇気のない東海大、僕はリ−ダ−として、橋本さんの決断を尊敬する。このことを国母選手の競技の結果が出る前に記しておきたかったのだ。
 朝昇龍にしても、鳩山首相にしても、マンモス的なたたかれようだ。しかし、日本の道徳的な成長のためには、妬みを取り除いたものでたたかれるべきである。なにはともあれ、相撲をこよなく愛し人の何倍も努力精進した朝昇龍、日本で最も矢面に立ち奮闘する鳩山首相、人の長所を見ずして何が残るか?その辺のバランス感を、一人一人がもてるとよいのであろう。
 最後に、国母選手、僕は応援していますヨ!今まで歯をくいしばって培ってきた滑りを、思いっきり見せてください。そしてぜひメダルをとって、礼儀正しくその雄姿を見せてください。ガンバレ国母、頑張れニッポン!

エッセイ

  日ごろ何冊かの本を買ってきて読書をする。その中の一冊、斉藤里恵さんの書いた「筆談ホステス」という本を読んでいる。斉藤さんは銀座でホステスをやっているのだが、生来耳が聞こえない。会話をすることが、大事な仕事である。本書の中に「耳の聴こえないコに、ホステスが勤まるのか」という一節がある。それを撥ね返して今でも銀座のホステスとして存在を続ける斉藤さんには、接客の武器である「筆談」があるという。彼女は自分の環境を、決して「逆境」だとは思っていないようだ。スタ−ト地点は人それぞれ、ゴ−ルに近い人もいれば遠い人もいる。遠い人でもゴ−ルをするチャンスは必ずあるのだ。巻頭ぺ−ジにある1つの言葉、「辛いは幸せになる途中ですよ」は、凹んでいる時にメチャクチャ勇気をくれた。まだ読んでいる途中ではあるが、思わず目頭が熱くなる本だ。是非一読を勧めたい。
 さて、今回は軽い気分で読んでもらえる内容にしたいと思っている。元来「重め」にできているので、軽めなエッセイになったかどうやらであるが、ご勘弁を!
 この間車で東関道を走った時BeyFMを聞いていたら、BGMで女性の歌声が流れている。バックで流れているだけで歌詞もよくわからないが、すぐにその曲が好きになった。甘くせつなく暖かいイメ−ジが、頭の中で広がった。自分の青春の映像が流れてくる。
 陽だまりの軽音の部室、先輩に借りたフェンダ−のギタ−、ブラックシュア−のマイク、少し歩くと7年も通った理学部の校舎がある。学部事務室の関根さんは、「俺が体を張って斉藤を卒業させる!」という熱い人で、通人の100倍はお世話になった。駅に向かう坂道を下りると、祟りのありそうな神社があり、その先の「日の出食堂」のから揚げ定食は、いまでも我が家の会話に登場する。東武越生線川角駅から単線で坂戸に出て、東上線に乗り換え川越へ。川越サンロ−ドが、当時の遊び場である。よく先輩に「ナンパしてこい」と命令されてやらされた覚えがあるが、のちのモデルハントに役立ったカナ?・・・バイトは下板橋の「吉成塗装」。高い足場にも勇気を持って上り、メッシュの中でシンナ−で酔っ払い、鉄パイプの上で記憶を失うことも・・・今でもようじょう(テ−ピング)はうまい!若葉でトラックの運ちゃんもやっていたんだ。明治製菓の工場から埼玉県内の問屋やス−パ−へお菓子を納品する仕事。埼玉県のあなた、あの時のカ−ルはきっと僕が運んだものだ!東松山のアパ−トにチンピラがやってきて因縁をつけられ、散々脅されたことがあった。意外とヨワッチイ自分に凹んだ。お金を騙し取られたこともあったようナ。何はともあれ何があっても力づけてくれたのが今の家内だ。
 なんて思っている内に、東関道から一般道に降りて、妄想が終了した。長々としたエッセイもそろそろ終えようと思う。あっ そうそう・・・この間車で聞いた曲、そしてここまで俺を妄想にはめた曲は・・・ばたばたっと「バタフライ」。

無財の七施

  昨日千葉経済大学付属高校の野球部松本監督の講演を聴いた。千葉経済大学付属高校は、今でこそ甲子園の常連であるが、2000年松本監督が就任した頃は全くの無名校だった。他の甲子園常連校と違い、野球推薦で入ってくる選手は一人もいない。(現在も野球推薦で入学する生徒さんはいないそうだ) 草茫々のグランド、散らかった部室、そして問題の多い選手たち。そんな中、松本監督が真っ先に行ったのが「心の教育」だそうだ。技術より心が大切と語る監督。全員でグランド整備と部室の整理、屋外トイレの清掃などを行い、その「意味」を共に学んだ。千葉経済大学付属高校のその後の躍進は、このようなエピソ−ドから始まったそうだ。熱い話を聴けた!(詳しくは追々と)
 さて、今日のお題目「無財の七施」。感謝をする心は皆が持っていると思うが、その心が人や物に対して実際に施しとなりたいもの。なんにせよお金のかかる世の中ではあるが、お釈迦様はお金がなくても七つの施しができることを説いておられる。紹介したいと思う。
 一「眼施(がんせ)」・・・慈しみに満ちた優しいまなざしで全てに接すること。暖かい心は自らの目を通じて相手に伝わる。
 二「和顔施(わげんせ)」・・・いつも和やかな穏やかな顔つきで、人や物に接する行為。
 三「愛語施(あいごせ)」・・・文字通り優しい言葉。思いやりのある態度で言葉を交わす。
 四「身施(しんせ)」・・・自分の体で奉仕をすること。自ら進んで他のために尽くす気持ち。
 五「心施(しんせ)」・・・他のために心を配り、心底から共に喜び共に悲しむことができ、他の痛みや苦しみを自らのものとして感じ取れる気持ち。
 六「しょう座施(しょうざせ)」・・・自分が疲れていても、他の疲れた人や体の弱い人に座を譲る行為。
 七「房舎施(ぼうしゃせ)」・・・自分が半身濡れながらも、相手に雨がかからないように傘を差しかける行為。 
 ・・・何千年もの時を超えてお釈迦様が残した教えである。お釈迦様とは時代も環境も違うが、殆どの現代人に通じる教えだと思う。時代は進化している、環境も進化している。だからこそ「心」を大切にしたいと思う。人間が人間らしくあるための「無財の七施」だ。 

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